塩田体験館だより

塩田で採れたかん水(濃い海水)の濃度を高めるための「流下盤」が稼働中です。
条件の良い日には15%を超えるかん水が塩田から採れる場合もありますが、曇りで涼しい日だと5%程度の日もあります。塩田で採れたかん水を太陽の力で20%まで濃縮するための施設が流下盤です。

昭和46年まで行われていた流下式塩田にならって、わずかに傾斜をつけた流下盤には小石が撒かれています。ここにかん水を循環させることによって濃縮を進めます。
20%になったかん水は、塩焼き体験でみなさんに使ってもらいます。