塩田脇に塩生植物(えんせいしょくぶつ)の『ハママツナ』が生えました。
入浜式塩田が営まれていたころには、塩田のすみに生えたハママツナを取って、おひたしにして食べたといいます。
葉っぱを口に含むと、程よい塩気があります。
≪塩生植物とは…≫
満潮時には植物体と海水が浸るような入江や川口の湿地に育ち、塩水でも吸水できる体の仕組みを持った植物です。
かつては、白浜新田にはハママツナ、シバナ、ウラギク、アイアシ、シオクグなどの塩生植物が塩田のまわりに沢山生えていました。
今は塩田が埋め立てられて環境が大きく変化し、これらの塩生植物はほとんど見られなく絶滅に近い状態です。
他の地域でも同じです。